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こだわりの農産物
高原トマト桃太郎
真っ赤に完熟したトマトの中には「リコピン」というガンや成人病の予防に効く成分が含まれています。毎日一個づつ食べれば体に良いですよ。毎年5,500本のトマトの苗を作付けします。標高550mの高原の地で生産されるトマトは寒暖の差が大きいため、他のトマトと比較して、味・栄養とも優れているといわれています。トマトはアンデスの山奥が原産地であることからもうなずける事です。
ここで作るトマトは、わざわざ来園して買いに来られるお客さまからは「昔ながらの自然の味がする」「とても水水しくて甘い」「いままで食べられなかった子供が食べるようになりました」などの評価を頂いております。
現在作つけしている品種は「桃太郎なつみ」と言われる品種で、「桃太郎」の良いところを残し耐病性を向上させたものです。
手造り刺身こんにゃく
亡きばあちゃんのさしみこんにゃくは、年季が入っていました。ばあちゃんがここに嫁にきた40数年前から、子育てが終わるまでの約20年間は、このあたり一面の畑という畑は、すべてこんにゃくで埋め尽くされていたそうです。
皆さんは、こんにゃくがどういうふうに栽培されるかご存知ですか? 春に植えつけされた「どんこ」という種芋を、秋に掘り起こして、冬の間「ひむろ」に貯蔵します。そして、翌年の春になると、また植えつけをします。この作業を4、5年繰り返して、直径約10cmの親芋になってはじめて出荷できるのです。当時はすべてが『こんにゃく』のためという時代だったそうです。本当のさしみこんにゃくは、食べたときに鮪のトロのように、くちの中で、なんとも言えない味わいがなければならないと言われています。
手前みそになりますが、私が初めてばあちゃんのさしみこんにゃくを食べた時には、「こんにゃくって、こんなにおいしいものだったのか!」と思ったほどです。今では、女房や私がばあちゃんからの味を受け継ぎ、毎日、こんにゃく造りに頑張っています。
さて、こんにゃくの主たる成分は水です。我が家では、灰汁ぬきのために、庭先にある山からの流れ出る湧水に、一晩つけたものを食べています。一度食べたら、やめられないおいしさです。
放し飼い地鶏たまご
”放し飼い地鶏のたまご「きもっ卵」”として皆さんに食べていただいているたまごは、ロードアイランドレッド種を養鶏試験場で改良した系統の地鶏で、名前を『福島クロスPブラウン』という地鶏が産むたまごです。
我が家では、ほんの100羽程しかいませんが、約5アールの広さの簡易ネットで囲まれた中で、のびのびと自然に放し飼いをしています。地鶏に与える水は、山から涌き出る自然の清水を直接水場に引いています。えさは配合飼料の他に、貝化石(この中にはミネラル成分がたくさん含まれているそうです。)、豆腐屋さんから、二日にいっぺん貰ってくる”おから”や、緑餌として無農薬で栽培した葉物等を与えています。
また、くん炭をいっしょに混ぜる事により、餌の消化・吸収を助けより美味しいたまごになります。鶏たちは、たまごを一日に約30個から40個産みます。こちらに来られるときには、あらかじめご連絡頂ければ産みたての温かいたまごを、お分けできると思います。
どうです、ご自分で産みたてのたまごをひろってみませんか?
白菜のお新香
回りの傷んだ葉っぱを取り除き、よーく水で洗います。漬ける樽もよく水洗いして、準備に取り掛かります。半分に切った白菜を、塩、りんご、とうがらしを加えて樽に並べていきます。程よい塩加減とりんごの甘味、とうがらしのぴりっとした辛さが調和してとてもいい味に仕上がります。
最後にもう使わなくなった石臼の重石を載せ、一週間程漬け上がるのを待ちます。まだまだ寒さが続くため凍みてしまうのを防ぐのに、毛布のトバを掛けておきます。待つこと約一週間。ちょううどいい塩按配と歯ざわりに仕上がりました。袋の中でポチポチと赤く見えるのは鷹の爪(とうがらし)です。ほんのりきいた塩味に、白菜そのものの甘味が加わってとてもいい味に仕上がりました。隠し味に入れた、りんごととうがらしがお新香の歯ざわりと共に口の中に広がります。 長女は、これがあるとご飯をお代わりして食べてしまいます。何と言ってもご飯を巻いて食べたら最高です。太りすぎに注意!田舎のお茶受けは、漬物がないとお茶の時間の気がしません。
高原野菜
ホーレン草をはじめ、小松菜、ビタミン菜、べんり菜等たくさん種を蒔きました これらは「寒締め野菜」として暮から3月中ごろまで採ることになります。
無農薬で育て、いっさい加温しない為、甘くて柔らかい葉物になります。
春の山菜・秋のきのこ
この片貝の山の中で生活して、唯一覚えた趣味が春の山菜・秋のきのこ狩りです。シーズンに入るとお尻の辺りがムズムズして、一日に一回は山に入らないと気がすみません。たまに畑仕事を放り出して、山に入ってしまうためこの時期女房殿は鬼と化します。